2009年7月20日月曜日

アイガモ捕獲大作戦  決行!


 ついに、アイガモを田んぼから引き揚げる日がやってきました。

一人では大変な作業なので、若い衆2人の応援を得て捕獲大作戦を決行しました。 (この二人は、5月の不耕起区の手植えにも、二週に亘り半強制的に駆り出され、一週目なんかは、小雨の中を雨合羽着て手伝ってくれた面々です。  毎年 引き揚げのときには来てもらっています。)


 アイガモを引き揚げるのには、重要な訳があります。

この辺りでは、8月の10日前後に、稲の穂が出るんですけど、そのままカモを放しておくと、大事な穂を喰ってしまうからです。

そういうことで、いつもの年だと、8月に入ってから引き揚げていましたが、今年から、7月後半にと決めていました。

この時期から、稲の根っこが横にも伸び始めるので、地中に差し込んでおいたネットに、すぐ脇にある稲の根っこが絡んで、ネットを撤収するときに大事な根っこを切ってしまったり、カモが泳ぎ回って根に傷害を与えたりして、出産準備に入っている稲に余計なストレスを与えたくないという理由から、二週間早い引き揚げとなりました。


 この捕獲作業のために、5月のネット張りの段階から、捕獲用のスペースを作っておいて、そこで餌をやって、自分に馴れさせてきました。

一昨年は、何が気に入らなかったのか、やたらと馴つきの悪い連中で、そのネットで囲ったスペースに一部のカモしか入らなくて、結局、若い衆に長い棒を持たせて、勢子の役をさせてコーナーに追い込ませて、自分がタモ網で、とっ捕まえるということになりました。

網に入っても、死に物狂いで暴れるので、そこから手で捕まえるときにドロ水や、刹那グソを浴びて、服なんか相当にコ汚くなりました。

挙句に、本当は飛べないくせに無理やり翔んでネットから飛び出して、用水路に落ちたヤツもいて、自分 ズボン脱いで用水に腰まで浸かって、やっと捕獲したってこともありました。   

 (ちなみに、そのとき不覚にも感極まってしまって、たまたまその現場を通りかかって見物してた、近所の婆さんに向かって、「とったど~ カモとったど~」などとカモを持った右手を高らかに突き上げて、魂の雄叫びをあげてしまいました。(実話)      それ以来、その婆さんは、散歩か何かで通るたびに、挨拶してくれて、なにか一声掛けて行ってくれてます。)


 そんなカンジで、捕獲作業も大変だったんで、去年からカモとのコミニケーションと捕獲スペースの施工には、相当に気を使っています。

今年は、陸地に作った捕獲スペースに餌でつって誘い込んで、服もそんなに汚すことなく、一挙に全羽捕まえることに成功しました。

一昨日、昨日と行った予行演習でのカンジから、何羽か取り逃がして、またドロだらけになることも覚悟していましたが、意外にも簡単に捕まってくれたことは、ラッキイでした。


 それから、この捕獲大作戦は、毎年ウチ等の恒例行事となっていて、イイ歳こいた大人が、大声だして大笑いしながらヤッテいます。   

今日は、隣の田んぼの人が、穂肥を撒きに来ていたので、ウチらのことを見てたと思います。  たぶん、バカな奴らだと思われているんだと思います。  すぐ裏が団地になっているので、その辺の人も見てたかもしれません、でも、そんなの全く気にならないくらい自分たちの世界に入っていました。

  
 引き揚げたアイガモは、稲刈りの終わる秋まで、近所の農家さんのビニールハウスの脇で飼わせてもらいます。 (自分が普段バイト行っている農材屋に勤めていて、兼業で米作ってる方です。運搬に使った軽トラックも貸してもらいました。)

 2枚の田んぼに分かれて暮らしていたので、合計23羽 家で飼っていた雛のとき以来の再会となったようです。  

               
    

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